社内にいるのももったいないと思い、外を散歩することにしました。
恰好の散歩コースは会社のすぐ近くの「山王日枝神社」です。
正面の参道ではなく脇道の階段を上っている途中に綺麗なツツジが
咲いていました。
日差しは初夏を思わせるほどでしたが、風が気持ちよく吹き渡り
とても清々しくお昼を食べてぼうっとした頭を気持ちよくほぐしてくれました。
神社の境内に入っていくと、既に藤棚には綺麗に藤の花が咲いており、
その下には緋毛氈の腰掛が置いてあり、そこでお弁当を広げて寛いでいる
人がたくさんいました。
私は本殿でお参りをした後、ふとおみくじを引いてみることにしました。
そこにはこんな歌と言葉が添えられていました。
「春ながら 花とも見よと ひともとの 松の梢に あは雪ぞ ふる」
(春とはいうが一本の松の梢に降った淡雪が花(桜)とも見えるでしょう)
※勝手に意訳しました。間違っているかも・・・。
意思の強い性格は将来必ず吉運をもたらす。
然し時に虚勢を張っては思はぬ失敗をする。
理性にかけるからだ。
良識を養って判断を誤らず千変万化の世情に立ち向かうため、
確固たる信念を保ちなさい
おみくじはそこに書いてある吉凶ばかりに目がいきがちですが、
私は歌や言葉に思い当たるフシがあることが書いてあり、
ドキリとする事が多々あります。
今回も、震災以降の様々な事象を思うにつけ、信じるということの
意味を考えていたところでした。
まさに、千変万化の世情に立ち向かうために確固たる信念を養う事が
大切なのだなと教えて頂いたような気がします。
こんなふうにたまに「この世ならぬことば」をきくというのも
ひとつの指針になるのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿