2012年2月29日水曜日

SHISEIDO GALLERY

銀ブラ=銀座をぶらぶらすること。

今はそんな言葉死語なのかもしれませんね。
(私が若い頃も既にそんな感じでしたが)

でも、今でも銀ブラしています。

銀座は創業数百年の老舗からデパート、ハイブランドのショップから
ファストファッションのショップまで、様々なお店がある街です。

そんないろんなモノを売っているの街ですが、
画廊やギャラリーも沢山集まっているエリアでもあります。

私は絵画や美術品を観るのが好きなのですが、美術館や大規模な
展覧会などにいくと、その人の多さに気が散ったり、人の気配に
疲れてしまって、帰ってくると本当にグッタリする事が多いのです。

でも、銀座にはそんな私がゆっくり楽しめる場所がいくつかあります。

その中でも、この「SHISEIDO GALLERY」はとっておきの穴場。

資生堂ギャラリーは1919年にオープンした日本最古の画廊だそう。
東京銀座資生堂ビルの地下1階に2001年にリニューアルオープンしました。

このギャラリーは現代アートを主軸に、若いアーティストに発表の場を与えています。

広いスペースではありませんが、面白い作品に出会えること
請け合いです。

現在は「SHISEIDO ART EGG」と題した新進アーティストに門戸を開いた
公募作品の展覧会が開催されています。

3人入選したうち、既に2人の個展は終わってしまいましたが、
明後日3月2日から入江早耶氏の個展が始ります。
入江氏は身の回りのものから生活を豊かにする小さな幸せを
見出すことをテーマにインスタレーションを展開しています。

「カンノンダスト」2010 photo by 鹿田義彦

そんな新鮮な作品がFree(無料)で楽しめるのですから、
さらにHappyですよね。

銀座でお買い物をしたついで、またはランチの後などに立ち寄ってみては
いかがでしょう?

SHISEIDO GALLERY
OPEN
11:00-19:00(平日)
11:00-18:00(日・祝)
休館日:月曜日

2012年2月23日木曜日

ひろがる

とうとう「古町糀製造所」さんの東京店が2店舗OPENしました。

1店舗目は自由が丘に2月1日OPEN。

2店舗目は松屋銀座店内に2月21日にOPEN。

糀ブームもあいまってか、様々なメディアで紹介されています。

私は、ご店主がツイッターでNHKの朝の情報番組「朝いち」に
出ますよ、とツイートしていらしたので、拝見しました。

NHKですので、店名や商品名などは伏せられていましたが、
とってもシンプルだけど落ち着く感じの店内の様子が映し出されていました。

一生懸命働いている従業員の方と糀ドリンクを楽しんでいらっしゃる方を
観て、素晴らしいスタートを切られたんだな~と何故か我がことのように
嬉しくなってしまいました。

さて、私の行動範囲に近い場所にOPENした2店舗目の松屋銀座のお店に、
満を持して行って参りました。

丁度、今度お土産にと思っていた「神社エール」を
自分用と合わせて2本買い求めるためです。

地下の食品売り場に設けられた店舗はかなり広め。

ご贈答用のディスプレイや、糀ドリンクの瓶がいろいろなフレーバーごとに
並んでいたり、米蜜(柚子や生姜)のコーナーなど。


さらに、他の店舗同様、ドリンクをカップで販売もしています。
(写真はHPからお借りしました)

私がお店に到着したときには、何人もお客さんがいらして、
店員さんにいろいろ聞いたり、購入したりしていました。

私も、「神社エール」を2本購入したあと、「米蜜」を味見させて貰ったり。

店員さんはお忙しいのに、私が「私も新潟なんです」と話しかけると、とっても
嬉しそうなお顔で、「そうなんですか!来て頂いてありがとうございます!
私も新潟のお店から来ているんです」と。

慣れない土地で、新しいお店をやる事は心身共にとっても大変だろうと
思うのに、そんな事おくびにも出さずに明るい笑顔で応対する彼女に、
糀ドリンクに負けないほどの栄養を貰いました。

地元のものがこうして世の中に広がっていくことって本当に嬉しいですね。

古町糀製造所
http://www.furumachi-kouji.com/

※みん経の記事もご参照あれ。
http://jiyugaoka.keizai.biz/headline/858/
http://ginza.keizai.biz/headline/1802/

2012年2月22日水曜日

あいくるしい

愛くるしいもの。

世の中にはいろいろな価値観があって、私が「カワイイ!」と
思うものを全ての人が「カワイイ!」と感じるわけではありません。

よく、みんな「仔猫」や「仔犬」を見ると、「カワイイ!」
と思う人が多いのではないでしょうか。

もちろん、私もかわいいなとは思います。

でも、私は「仔」より、もっともっと歳をとった「大人」(成猫)の方が好き。

というのも、「仔」の頃も性格はハッキリしているのかもしれませんが、
歳を取るにしたがって、見た目の分かりやすい可愛さから、その子独自の
可愛らしさが滲み出てくるからです。

偏屈だったり、頑固だったり、というちょっとやっかいな性格も、それはそれで、
なんとも言えない可愛らしさがあると思うのです。

このBlogでも何度も書いている通り、私は断然「猫派」なのですが、
仔猫の頃よりも、すっかり大きくなって堂々とし始めたくらいの頃の方が
好きなのです。

仔猫の頃のちょこまかちょこまか歩いてい時より、のっしのっしと堂々と
歩いている大人猫の優雅さと鷹揚さと怠惰な感じに憧れるのかもしれません。

そんな大人なクセに、やっぱり甘えたくなると、途端に仔猫時代に戻って
しまうところなんかもあったりして・・・。

今日は「2月22日」“にゃーにゃーにゃー”で猫の日なんだとか。

そんな猫の日、傍に猫はいないけれど、猫について考えると、
自分の嗜好、思考、志向の一端がみえてきますね。

2012年2月20日月曜日

贅沢な時代

私がまだ子供だった頃は情報を得る術といえば、
TVにラジオ、新聞、雑誌くらいだったと思います。

そんな中でも80年代という時代は、TVメディアの爛熟期と
言っていいのではないでしょうか。

そんな80年代初頭、TVの画面を通して様々な情報に触れたのですが、
一番衝撃的だったのは、ドラマでもなく、ドキュメンタリーでもなく、
「コマーシャル」でした。

中でも、「資生堂」と「サントリー」は二大巨頭という感じで、
まさに、素晴らしいイメージフィルムを作り出す企業でした。

私は特に、サントリーのCMが大好きでした。

サントリーのCMからいろいろな事を知ったのですが、
特に「ローヤル」というウィスキーのCMは記憶の中に輝いている
コマーシャルフィルムです。

一本目は、「グスタフ・マーラー」の交響曲、大地の歌をBGMに
使ったものです。

初めて聴いたときは、なんて東洋的な音だろう、
しかし、作曲者の名前は西洋人のようだけど・・・。

ヴィジュアルも水墨画タッチの福禄寿のような仙人が出てきたり、
風神、雷神が出てきたり。



次はエキゾチックなBGMとともに、砂漠で曲芸をするサーカス団。
ナレーションでは、詩人「ランヴォー」について語られます。

曲芸をするサーカス団員の一種異様な風貌とエキゾチックな
曲が醸し出す妖しいヴィジュアルに、完全に画面に釘付けになったことを
思い出します。

その後早速「ランヴォー」という詩人を調べたのは言うまでもありません。




このスペインのサグラダ・ファミリアで撮影されたCMでは
アントニオ・ガウディーという建築家を知りました。



どのCMも殆ど商品の特徴など語らないのに、観ている者に
強烈な印象と余韻を残す、確かにウィイスキーのようなCMでした。

今観てもちっとも古くなっていないところが凄いと思います。

現在は商品名を連呼したものや、はっきり分かりやすいCMが多く
観る方の想像力を掻き立ててくれるものが少ないようにも思います。

それはCMというメディア上、仕方の無いことなのだと思いますが・・・。

80年代バブル経済というある種の熱狂時代、
今では考えられないくらい、贅沢で優雅なコマーシャルが
たくさん制作された時代でもあったのだと思います。

バブル時代というと、負の面しか語られませんが、
経済的に潤った時代だったからこそ生まれた文化というものがあると思います。

2012年2月18日土曜日

変化を感じる

今週は昼間は晴れているのに、夜になると雪になる日が続きました。
こんな天気は都心ではかなり稀なことのように思います。
今朝は家や車の屋根に薄っすら雪が積もっていました。
立春を過ぎたのにやっぱりまだまだ冬真っ只中。
身体も芯から冷えてしまう日が続いています。

とはいえ、日は少しづつ長くなっているようで、
ちょっと前まで夕方5時といえば、真っ暗だったのに、
今はだいぶ明るいですよね。

そういうちょっとづつの変化をきちんと認識することによって
季節がゆっくりだけれど移り変わっているのだなと感じることができます。

私は歩いている時やひとりで居る時は、割と頭の中で取り留めのない
事をぼんやり考えていることが多いので、周囲を見ていないこと
(時には聞えていないことも)あるのですが、こういう季節が移り変わる
ちょっとした変化を、沢山感じることによって、日々が同じようなものではなく、
毎日が特別な日になるのかなと思います。

とはいえ、私のこの妄想癖をまずはどうにかしなければ・・・。

2012年2月14日火曜日

ショコラ


【あらすじ】
2000年公開のアメリカ、イギリス合作映画。
ジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ出演。
古くからの伝統を重んじるフランスのある村にやってきた母娘。
断食の期間にもかかわらずチョコレート店を開業します。
村長や村人からは異端視され、なかなか理解が得られません。
しかし、母の作るチョコレートを食べた村人たちが少しづつ心を開きはじめます・・・。

洋の東西を問わず田舎の村や町というところは、比較的保守的で
昔からの伝統を重んじているところが多いのではないでしょうか。

それによって歴史を今に伝え、良い伝統的な技術や風習を残して
いる事もあると思います。
しかし別の見方をすると、外部者を受け入れるのに時間のかかる
ということもいえるかもしれません。

また、どんなにその集団が統一的な理念や理想、規範を持っていても、
全員がそれに馴染めるわけではありません。
その規範に不自由を感じたり、違和感を持ったりする人もいるものです。

しかし、その集団の掟を破るということは、「死」を意味するほど重いもの。

そんな村に訪れた全く異質な外部者。

ジュリエット・ビノシュ演じる母親が作る魔法のようなチョコレートは、
疎外感を感じていた村人を癒し、排他的で抑圧的な村長の心まで
溶かしていくことになるのです。

美味しいものって鋼鉄の心も溶かしてしまうのかもしれませんね。
そんな意味では、ここに描かれている「チョコレート」は麻薬であり、
媚薬といった、ちょっと魔性な魅力をもったものかもしれません。

今日はヴァレンタインデー、魔性なチョコレートで鋼鉄の心を溶かして
いる方々がきっと大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

私が自分の心をリラックスさせるために購入したのは・・・
懐かしいRummy
これは私の子供の頃からあるチョコレートです。
しっかりラムに漬けられたレーズンがミルクチョコレートに
くるまって、とっても大人なお味です。
(アルコール分が3.7%)
コレを食べるとなーんにもヤル気が起きなくなるので、
やっぱり「魔性」のチョコレートです。

2012年2月13日月曜日

美の壷

美は意外と身近に潜んでる。


この「美の壷」というNHKで放送されているTV番組はそんな日常の
身近に潜む「美」に焦点をあて、その美を鑑賞するポイント(ツボ)を
解説してくれる番組です。

当初この番組の存在を知らなかった私に母が、「きっと好きだと思うよ」
と教えてくれたのが観るきっかけでした。

母も早朝に放送されていた再放送をたまたま観たのがきっかけでハマったそう。
その当時は谷啓さんが進行役をされていました。

ジャズをBGMに、身近な日常に潜む「美」を取り上げて丁寧に解説して
くれる番組なんてなかったので、私もすっかり番組のファンになりました。

日常に潜む美って?
例えば「」や「風呂敷」「和菓子」に「金魚」、そうそう「土壁」や「石橋
なんて回も。

一見、美とはあまり関係がないのでは?というくらい日常的なもの、
箸なんて、毎日何気なく使っているせいで、そんなにしげしげと見ることも
ありません。

ですが、ひとたびこの番組を見ると、今まで知らなかった箸の機能性から
造形美にいたるまで、その物のもつ「美」を知ることが出来るのです。

そうそう、こんな回もありました。
新潟の山古志地方では「錦鯉」の養殖が盛んです。
新潟出身の私でも「錦鯉」のどこが良いのかさっぱり分かりませんでした。

しかし、この「錦鯉」がテーマの回をみて、俄然興味が湧き、帰省した際には
山古志まで錦鯉を観にいってしまいました。
確かに鑑賞のツボを知っていると、どこを愛でるのかが分かって楽しいものです。

「美」を鑑賞なーんて、大上段に構えてしまうと、せっかく身近にある
さり気ない、しかしきらりと光る美を見落としてしまうかもしれません。

この番組は、美術館や展覧会などで開陳される麗々しくも格式ばった「美」
ではなく、ちょっと身の回りを見てみると、意外な「美」が潜んでいることを
教えてくれます。

そんな新しい「美」を発見させてくれるこの番組、長く続いて欲しいなと思います。

「美の壷」
http://www.nhk.or.jp/tsubo/index.html

2012年2月12日日曜日

J・エドガー

毀誉褒貶(きよほうへん)
褒められることと貶されること両方ある世間的評価。
まさに、ジョン・エドガー・フーヴァーという人は毀誉褒貶の人だった。

【あらすじ】
FBI(アメリカ連邦捜査局)の初代長官を務めたジョン・エドガー・フーバー(J・エドガー)の半生を、クリント・イーストウッド監督とレオナルド・ディカプリオの初タッグで描くドラマ。1924年、FBIの前身である捜査局BOIの長官に任命され、35年にFBIへと改名した後も、72年に他界するまで長官として在任したJ・エドガーは、カルビン・クーリッジからリチャード・ニクソンまで8人の大統領に仕え、FBIを犯罪撲滅のための巨大組織へと発展させていった。しかし、多くの功績を残した一方で、時に強引な手腕が物議をかもし、その私生活は謎に包まれていた……。脚本は「ミルク」でアカデミー賞を受賞したダスティン・ランス・ブラック。共演にナオミ・ワッツ、「ソーシャル・ネットワーク」のアーミー・ハマーら。(映画.comより)


初代FBI長官でもあり8代の大統領に仕え約50年近くも長官職に留まった。
科学捜査を取り入れ、FBIを影響力の強い組織に作り上げたとされる。

その反面、かなり強引な捜査方法と誇大に喧伝されたFBIの功績(捏造含む?)
には疑惑や批判もある。
反共、人種差別主義者、虚栄心が強くまた他人を全く信用しない。

このようなどこをとっても人から憎まれこそすれ、愛されるということのなさそうな
人物の物語なのだが、公的な人物像ではなく、その裏に隠された個人としての
J・エドガーという人物を丹念に描いていきます。

一見すると、映画の構造が分かりにくく、エピソードがバラバラでしかも真偽が曖昧、

物語の進行も現在と過去がシームレスに語られるので、観ているこちら側が混乱するような状態になったりします。

そのせいか、観終わった後にはもっと整理された見せ方のほうが良かった
では?と思ったのでした。

しかその後、その混乱した映画の構造自体がJ・エドガーという人物を物語っているという評を聞き、大いに納得。

とすれば、あの虚実曖昧な事件のエピソードや強権的な振る舞いも
強烈なプレッシャーの家庭(母)の中で育まれてしまったものの発露とも取れるし、
また、そのプレッシャーの中にあって、その虚勢が崩れるシーンには胸をうたれて
しまいます。

バラバラに見えていたピースをLOVEを中心に組みなおしてみたら、
不器用なロマンスの形が浮かび上がってきてとても切なくなりました。

どんなに悪評があり、世間から悪口雑言を浴びせられる人物であったとしても、
知られていない面があり、そしてそんな人にも愛する、また愛してくれる人が
いるということを思うとき、完全な悪は存在しないのではないかと思うのです。

この映画は自己を強烈に抑圧してしまったが故に、他者を抑圧してしまった
人物の物語であり、生涯解放出来なかった孤独な人物の哀しい物語です。

レオナルド・ディカプリオの作り込んだ演技はいうまでもありませんが、
ナオミ・ワッツの殆ど台詞が無いなかでの存在感とアーミー・ハマーの美しさ
には、圧倒されるものがありました。

こんなに混乱した人物や物語の背景、クセのある演技者たちを
まとめたC・イーストウッド監督、さすが手錬という作品です。

J・エドガー
http://wwws.warnerbros.co.jp/hoover/index.html#/home

2012年2月6日月曜日

Tera cafe?

当世様々なものが流行るもの。

ちょっと前まで誰も振り向かなかったものが、急に脚光を浴びて
一気に人気に。

人気とまではいかないのかもしれませんが、
丸の内では何故か仏教が人気?

新丸ビルでは昨年も開催された「高野山カフェ」

そしてたまたま通りかかった丸ビルの1階にあるカフェで
こんなイベントが開催されていました。
寺カフェ-tera cafe-
丸ビルで気軽に「寺ガール」体験ですって!

「寺ガール?」
初めて聞くワードです。
調べてみると、
「好きなタイプは阿修羅様」
「休日はもっぱらお寺めぐり」
そんな女子が急増中!なのだ・・・とか。

世の中何が流行るかわかりませんね~。

私が住んでいる近辺はそれこそ都内屈指の寺町。
寺ガールさんたちには憧れの場所?

ともかく、丸ビル1階のカフェでは精進料理をアレンジしたメニューを
出したり、カフェ前には山門のような舞台を設えて声明と雅楽のライブや
法話会などが催されたようです。

私は残念ながらタイミングが合わず、イベントを観ることは出来なかった
のですが、ちゃっかりパンフレットとお香の入ったお土産を頂きました。
私は寺ガールではありませんが、現代女性がふっと気を緩めるために
お寺にお参りしたり、お経を聴いたりするのは、一歩深くなった癒しの
一環なのかもしれないなと思います。

寺カフェ
http://tera-cafe.com/index.html
期間:2012年1月26日~2月6日まで
今日で終わってしまいました。

2012年2月2日木曜日

難を転じる

明日は節分ですね。

節分といえば、本来季節の変わり目、立春、立夏、立秋、立冬の
前日を指していたもの。

特に立春が一年の始めと考えられることから、節分といえば春の節分を
指すようになり、立春(新年)の前日(大晦日)という事から、前年の邪気を
払う意味も込めて「豆まき」が始ったそうです。

子供の頃は2月3日になると家族で豆(ウチは大豆ではなく殻付き落花生でした)
を部屋の中や玄関に撒いて、豆まきをしていたのを思い出します。
そして、撒き終わって回収した豆を歳の数だけ食べるのも楽しみのひとつでした。

邪気(厄)を払うといえば、朝通った「護国院」に「南天」がありました。
南天といえば、難を転じるに通じるということで、とても縁起の良い植物です。

緑の葉っぱに赤い実が可愛いですよね。
今は冬枯れて暖色系の木々が少ないので、赤い実は一層引き立ちます。

そんな南天の植えられた先には、こんな可愛い雪吊がありました。
今年は近年稀にみる寒い冬。
皆様も風邪などひかないようご自愛ください。