2012年2月14日火曜日
ショコラ
【あらすじ】
2000年公開のアメリカ、イギリス合作映画。
ジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ出演。
古くからの伝統を重んじるフランスのある村にやってきた母娘。
断食の期間にもかかわらずチョコレート店を開業します。
村長や村人からは異端視され、なかなか理解が得られません。
しかし、母の作るチョコレートを食べた村人たちが少しづつ心を開きはじめます・・・。
洋の東西を問わず田舎の村や町というところは、比較的保守的で
昔からの伝統を重んじているところが多いのではないでしょうか。
それによって歴史を今に伝え、良い伝統的な技術や風習を残して
いる事もあると思います。
しかし別の見方をすると、外部者を受け入れるのに時間のかかる
ということもいえるかもしれません。
また、どんなにその集団が統一的な理念や理想、規範を持っていても、
全員がそれに馴染めるわけではありません。
その規範に不自由を感じたり、違和感を持ったりする人もいるものです。
しかし、その集団の掟を破るということは、「死」を意味するほど重いもの。
そんな村に訪れた全く異質な外部者。
ジュリエット・ビノシュ演じる母親が作る魔法のようなチョコレートは、
疎外感を感じていた村人を癒し、排他的で抑圧的な村長の心まで
溶かしていくことになるのです。
美味しいものって鋼鉄の心も溶かしてしまうのかもしれませんね。
そんな意味では、ここに描かれている「チョコレート」は麻薬であり、
媚薬といった、ちょっと魔性な魅力をもったものかもしれません。
今日はヴァレンタインデー、魔性なチョコレートで鋼鉄の心を溶かして
いる方々がきっと大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
私が自分の心をリラックスさせるために購入したのは・・・
懐かしいRummy
これは私の子供の頃からあるチョコレートです。
しっかりラムに漬けられたレーズンがミルクチョコレートに
くるまって、とっても大人なお味です。
(アルコール分が3.7%)
コレを食べるとなーんにもヤル気が起きなくなるので、
やっぱり「魔性」のチョコレートです。
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