昨日、和ろうそくの事を書いてふと思い出しました。
高島野十郎(たかしま やじゅうろう)という画家の
「蝋燭」
孤高の画家といわれた高島野十郎が蝋燭ばかりを描いた連作の中のひとつです。
とても写実的で、本当に炎がゆらめいているようです。
実際の作品を観たことは無いのですが、以前読んだエッセイの中で
この絵について書かれてあり、興味を持ちました。
そのエッセイはこの絵を「怖い絵」として紹介していたのですが、
確かに蝋燭の炎というのはどこか怖さがあります。
やはり、燃え“尽きる”からでしょうか。
そういえば、古典落語にろうそくの火が人間の寿命だったというお話しが
あったはず。
そんな見方をするとぐっと迫力のある絵に見えてくるから不思議です。
ホント、これは「怖い絵」です。
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