戦没者供養で始められたという「とうろう流し」は夜の7時から始ります。
昨夜、夕涼みがてら行って来ました。
近くには露天も出て大変な賑わいなのですが、弁天堂にてご供養のお経が
始ると、一転厳かな空気が漂います。
やはり慰霊の意味(今年は震災で亡くなった方々への思いも含めて)が
あるせいか、一層祈りに切実な思いがこもっていたのではないでしょうか。
ご供養の後、ボートに灯篭を積み、池の四方に漕いでゆき、
そこから火を点しながら流します。
街のあかりが少しはあるものの、辺りは濃い闇に沈み灯篭の明かりが
ゆらゆらと儚げに揺れています。
東京のお盆の風景は情緒的で幻想的でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿