両親とどこか温泉に行こうということになりました。
夏はよく山形方面に行くのですが、春はちょっと違ったところに
行こうということになり、以前母が行って良かったという長野県の
「野沢温泉」に行くことになりました。
野沢温泉は長野県の中でも新潟寄りの地域ですので、
うちからは車で二時間程で行くことが出来ます。
今年は暖かくなるのが遅かったこともあり、車で走っていると、
新潟の山間の方面(小父谷や十日町など)にはまだ田畑に雪が
残っていました。
出発した日は曇っていて余り天気は良くなかったのですが、
車に乗っていれば特に気にならない程度。
両親を乗せて久しぶりのドライブはなかなか気持ちよかったです。
そんなドライブをすること2時間と少し。
あっという間に「野沢温泉」に到着。
山間のこじんまりした温泉地です。
私たちが予約した旅館は100℃近い温度のお湯が湧出している
「麻釜(おかま)」という場所の目の前にある「住吉屋さん」
(この写真は住吉屋さんのHPからお借りしました)
しかもお部屋はこの「麻釜」が眺められるまん前。
絶好のロケーションです。
到着して一息入れたあとは温泉へ。
(この写真は住吉屋さんのHPからお借りしました)
この旅館の温泉はステンドグラスがノスタルジックな雰囲気を高めています。
泉質も硫黄泉で、とろとろな触感。
まるで化粧水を浴びているよう。
お風呂上りは湯冷めしませんし、なんといっても肌がつるつる。
まさにホンモノの温泉!
さて、旅館の内風呂を堪能したところで、町中の共同浴場も
ためしてみたくなり、浴衣のままふらりと町へ。
町には13件もの共同浴場があり、泊り客は自由に入ることができるそう。
立ち寄りの方は管理費代わりの寸志を入れての利用だそう。
準備中で入れず仕舞い。
町はこじんまりしているのでふらふら歩いていると、あっという間に
温泉街の端に出てしまいます。
散歩には丁度良い距離感。
ふと見つけた共同浴場に飛び込みで入ってみると、地元の方が
おひとり入っていました。まさに、自宅のお風呂といった感じ。
生活の一部に温泉があるということがよく分かりました。
温泉に入って温まった体には山間のちょっと冷えた空気は気持ちよく、
さらにふらふらと歩きまわりました。
そんな散策中、ふと目を転じると坂道の上には桜が。
桜につられて歩いていくと、さらにまた別の共同浴場があるという具合。
ここでもひと風呂浴びて山の空気で少し冷えた身体を温めました。
散々温泉街散策を満喫し、また旅館に戻って内風呂に入りなおしたら
お腹もぺこぺこ。
そんなお腹を山の幸満載の美味しいお料理が待っていました!
お仕着せの旅館料理ではない、手作りで素朴な味に大満足!
もちろん、お酒が進んだのは言うまでもありません。
気持ちの良いお風呂と美味しいお食事で満たされて、その日は早々に
寝床へ直行!ゆっくりと眠りにつくことが出来ました。
翌日の朝ごはんも夕食同様、きちんとした手作り料理。
本当に美味しく頂きました。
こちらの住吉屋さんはお部屋もお風呂もお料理も本当に
素晴らしかったのですが、なんと、チェックイン12:00、チェックアウト11:00
という23時間も滞在できる旅館なのです。
なので、朝食が終わってからもお風呂に入ったり、転寝したりと
本当にゆっくり出来るお宿なのでした。
もちろん、スタッフの方のホスピタリティの高さは言うまでもありません。
さり気なく気を使ってくださるので、こちらも気忙しくならずにすみました。
両親も久しぶりにのんびりすることが出来だようで、とても喜んでおり、
GWはどこもかしこも大混雑・・・かとおもいきや、意外とゆったり楽しんで、
まさに心の洗濯をすることが出来ました。
また是非お世話になりたいお宿です。
野沢温泉
http://nozawakanko.jp/
住吉屋
http://sumiyosiya.co.jp/
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