8月に入ったわりには暑さが緩んで余り夏らしい空気ではなくなっていますね。
暑さと湿気で消耗し、体が重くなる時期ですが、今日はまだ随分マシでした。
そんな比較的過ごしやすい気温ならと昼食を食べ終わったら
気分転換に近所の日枝神社に散歩に行くことに。
いつも通りに境内を入り、お参りを済ませて帰ろうとして
ふと見つけたのが、下の石。
紫陽花の葉に覆われてちょっと分かり辛いかもしれませんが、
細かい石が集まって出来たような岩のような石です。
その脇に立てかけられていた高札にふと目を転じると・・・
「さざれ石」
さざれ石といえば、君が代の歌詞に詠まれている石ですよね?
さっそく高札の由来を読んでみました。
「この岩は学名、石灰質角礫岩という。石灰石が雨水に溶解して、
その石灰分を含んだ水が時には粘着力の強い乳状態となり地下で
小石を集結して大きくなる やがて地上に出て国歌に詠まれているように、
千代に八千代を過ぎて、さざれ石巌となりて苔のむすと実に景観
目出度い石である 云々」
小さい頃から学校などで国歌斉唱の折、意味もわからず唄っていましたが、
そのさざれ石を実際に見ることが出来るとは思いませんでした。
確かに、年月をかけて育まれた石はとても厳かで静か佇まいを
しているなと感じました。
やはり気分転換の散歩はいろんな発見があって楽しいですね。
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