2011年8月1日月曜日

Nocturne for Machiko Kyo

私の趣味はとても一般的かもしれませんが、
映画を観ることです。

観るジャンルは群像劇や歴史もの、サスペンス、SFなど
様々ですが、人間同士の葛藤や内面が描かれているものが特に好きです。

以前、ケーブルTVの映画専門チャンネルを契約していた時、
特集していてたまたま観た1950年後半から70年代前半くらい
の日本映画にハマった事があります。

以前Postした「コケティッシュ考」で若尾文子さんの事を書きましたが、
まさに、その年代の女優さんの美しさと演技の素晴らしさに
(もちろんストーリーもですが・・・)魅了されてしまいました。

現在ではもう無い職業や風俗、また慣習なども普通にあって、
そんな意味でもとても数十年前の日本とは思えないとも思って
しまうのでした。

しかし、現在では非常識、または下品、粗野という事も当時は
ごく一般的な事だったわけで、そんなある意味おおらかでゆるい
時代だからこそ、あまり閉塞感もなく生々しいまでの力強さを
感じる作品が多いように思いました。

もちろん、だからその時代に戻りたいと言っているわけではなく、
(というか、女性としてはその時代はある意味とても生き難い時代
だったということもあると思います)
そんな時代をちょっと異世界を眺めるように楽しめるということを
映画を通じて出来ることが良いなと思うのです。

そんな時代の女優さんの中で好きな人のひとりが
京マチ子」さんです。


黒澤明監督の「羅生門」に出演するなど、数々の日本映画に
出演され、現在も女優としての活動を続けていらっしゃいます。

華やかで上品な上流階級の役も、打って変わってすれっからしの
生意気な女性の役も、さらには容姿が醜く振られる役までこなして
しまう多彩さに驚いてしまいます。

ジャズミュージシャンの菊地成孔さんが彼女に
インスパイアされて創作した「京マチ子の夜」という曲も気に入っています。

「京マチ子の夜」

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