2012年10月29日月曜日

空きすぎて秋


気付けば最後の更新はめちゃくちゃ暑い!夏だった頃。
間が空きすぎてすっかり肌寒い秋も深くなりつつある今日この頃。

全くBlogを更新せずに過ごした2か月。
特に何かに忙殺されていたわけでは全くなく、
ただただ自分から何かを発信するのが億劫になっていただけ。

そんな2か月の間にもいろいろと季節だけでなく変化はあるわけで、
新に始めてみた事も。

料理(惣菜系)は作ることも好きでしたが、
分量をきっちり計ったり手順通りにしないと失敗しやすい
お菓子は子供の頃に失敗して以来、私には向かないと諦めていました。

しかし、友達にライ麦パンの簡単なレシピを紹介してもらったのを
きっかけに、自分でもやってみよう!と一念発起。
材料がシンプルなもの手伝って、作ってみることに。

パンはお菓子同様計量と手順など目分量ではダメ。
きっちり計って、手順も間違えないように・・・。
慎重に慎重に・・・。

慎重にしすぎる余り、計量と手順にこだわり過ぎて生地の
状態がどうなったら次のステップに行くべきか、全く見失って
しまったのです。

結果、出来上がったものは、中身はずっしりしっとりしているのですが、
外側の皮がかなり固め。

レシピもシンプルな手順説明でしたので、その辺がよく分からなかった
のも敗因でしょう。

いつもなら、やっぱり自分にはこういう種類の調理は苦手なのだと
諦めて、二度と手を出さない事にするのですが、何故か今回は
負けん気に火が付いたというか、絶対美味しいパンを自分で作りたい!
と思ってしまったのでした。

それから自分なりに失敗した点や改善策を考えたりした結果、
結局「発酵」が上手く出来なかったのだと結論。

さらに、他の友人からのアドバイスによるとライ麦はもともと余り膨らまない
ので、ビギナーには余り向かないかも、もし作るならこんなパンからどう?
と初心者向けのレシピ本を貸してくれました。

余り分量や手順にこだわり過ぎるより、パンはTry&errorなのだから、
何度も作って自分なりに生地の状態や発酵具合を体得するべきなのよ
とアドバイスも受けました。

借りたそのレシピ本がまたとっても判りやすく、またパンと街に
まつわるエピソードのエッセイが楽しいものでしたので、意気込み過ぎるのではなく
肩の力を抜いて挑戦する事が出来たように思います。

そのレシピはシンプルでありながら基礎の部分はきちんと解説してあって、
私にはとても分かりやすくて作りやすいものでした。

そして、出来上がったのがこちら!
カッテージチーズ入りクレセント・ロール

粉と数種類の材料だけで、あっという間にこんな美味しいパンが
自分の手で作れるんだ!という事に素朴に感動しました。

この小さな成功体験を少しづつ積み重ねていくことで苦手意識が
取れてきて上級者向けのパンを焼ける日が来たらいいな~と思っています。

本当はもうひとつ発酵させるシンプルな丸パンを作ったのですが、
そちらはちょっと形がイマイチなので、今度きちんと出来た時には
またご報告します。
(形は悪くても発酵は上手くいったと思うし、焼き上がりも上々でした)